2011年9月29日木曜日

ソニーから新Reader、KDDI網の3Gモデルも

ソニーの新 Reader は約2万円から、3Gモデルは au 網利用
http://japanese.engadget.com/2011/09/29/reader/

ソニー、3G+Wi-Fi対応の「Reader」新製品 Kindleとは「向かう方向が違う」
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1109/29/news081.html

ソニー、Reader新モデルを国内発表――3Gモデルも用意
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1109/29/news076.html



ソニーからも電子書籍端末の新製品。
Kindle Touchの赤外線タッチとは異なり、光学式タッチを採用。
ピンチ操作による画面ズームに対応した。

また、今回はKDDI網を採用した3Gモデルが出るようだ。
プランは以下で、安価となっている。Kindleの完全無料よりは高いが。
・Reader Storeプラン:最大で2年間無料、3年目以降は年額1050円
・Webアクセスプラン:月額580円、ブラウザで自由にWebを閲覧可能

スペックと価格は以下。どちらも6インチ電子ペーパーE Ink Pearl採用。
PRS-T1:110 x 173.3 x 9.6mm。168g。ストレージ2GB。20,000円前後。
PRS-G1:110 x 173.3 x 10.1mm。185g。ストレージ2GB。26,000円前後。

Kindleの価格を見てしまった後だと、かなり高く思えてしまう。
Kindleとは向かう方向が違う、なんて言っているが、どう考えても同じである。

今回からはReader端末単体でReader Storeにアクセスして電子書籍を購入出来るようになったようだ。
これはようやくKindleに追いついたというべきか。

日本語に対応しておりフォントにもこだわっているようなので、国内ではReaderの方が使いやすいかもしれない。
ただ、Reader Storeの品揃えや値段はGALAPAGOS Store等の他の電子書籍ストアと大して変わらず、現時点ではあまり魅力はない。

今後、楽天のRabooと紀伊國屋書店のBookWeb PlusにReaderを対応させるという話も出ているが、色んなサービスに対応させるのはむしろ利便性を下げる要因にしかならないように思う。

2 件のコメント:

  1. はじめまして。日本の出版社の電子出版情勢について調べていてたどり着きました。
    確かにどうみてもamazonの後追いですよね。
    そもそもReaderに通信機能つけても、現行機のメモリーカードスロットは多分廃止でしょうから、そこにメリットを感じていた私のような人間が買わなくなるだけで、煮ても焼いても、でしょうね。ソニーはReader Storeで何を目指しているのか、いい方向に進んでほしいものです。

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  2. すみません、リンク先よく読んだらmicroSD対応とありましたね。でも、普通のSDカードがいいんですよ。私はそこにメモ的テキストファイルを300くらい持ち歩いていて、そこそこ使い勝手がいいので。

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