2016年3月25日金曜日

腕時計のガラスの傷を酸化セリウムで修復して水晶化で硬化してみた

以前自分が使っていたお気に入りの腕時計はガラス面に傷が付いたせいで使わなくなっていた。
限定生産でもう手に入らないCASIOの電波式腕時計「i-RANGE TOMATO IRW-M200LTM-1JR」だ。


以下写真が修復前の状態。



画面中央や下部にひっかき傷のようなものが付いている。

これがどうやら酸化セリウムという研磨剤で傷を見えなくする(傷の縁を溶かして目立たなくする)ことが出来るということなのでやってみた。
今回使ったのはヤナセのガラセリウム GRS-100という酸化セリウム。Amazonで1500円ほどで安い。


クリーム状なのでそのまま使える。これを綿棒の先に付けてガラスの傷部分をごしごし擦る。
深い傷だとルーター(ドリル)矢形のバフを付けてやった方が良いようだが、今回はとりあえず綿棒。
一応研磨剤なので、念のため周りの金属部分にはセロテープを貼って保護した。
綿棒を4本ほど使い30分ほどやった結果が以下。



思ったよりも楽に、そして綺麗に傷が消えた。写真で見ると画面の透明度も上がっているように見える(これは単に反射の問題かもしれない)。
厳密には腕時計画面の右上の方に僅かな傷が残っているのだが、いくらやっても消えず(ガラス内部の傷?)、目立たないのでそれは諦めた。

後は腕時計上部の金属部分にも傷が付いているが、さすがに金属はどうしようもなさそうなので諦めた。

そしてガラス面硬化の方。
こちらはクリスタルガード・グラスアーマーを使う。こちらはAmazonで2000円ほど。
Amazonマーケットプレイスでは複数店で取り扱われているが、トラブルがあるようなので必ず公式ショップで買うこと。


ガラスに塗って表面を水晶化して傷に強くし指紋も付きにくくなるという代物。

いかにも怪しい商品だが、以前自分のスマホの画面で試してみて硬化に効果があることは折り紙付き。
2台持っていた同じスマホの片方に塗って、鉄製の定規の角で強く擦ったところ、塗った方はつるつる滑って傷が付かなかった。塗らなかった方は見事に傷が付いた。
なので買ったスマホ/タブレットには毎回これを塗るようにしている(保護シートや保護ガラスは出来るだけ付けたくない派)。これを塗って以降、ガラス表面に傷が付いたことはない。

これを今回の時計にも使ってみた。数度塗った方が良いという話なので3度塗った。

この腕時計はベルトがもうぼろぼろなので、ベルト(幅19mmぽい)も交換して使う予定。
ただこの腕時計、ソーラー電池式なので暗いところだと見えなくなるのが玉に瑕。

0 件のコメント:

コメントを投稿