気付けば、メディアファクトリーのライトノベルが続々と電子書籍化されている。
そういえば先月、GALAPAGOSで『ゼロの使い魔』1巻が無料だったのでダウンロードしていたんだった。あれもメディアファクトリーだったか。
つい先日『変態王子と笑わない猫。』を4巻まで一気に本屋で買ったのだが、GALAPAGOSで買えるのが分かっていたら多分そちらにしたのに。まだ3巻までしか電子書籍化されていないけども。
紙の本は609円なのに対し、電子書籍は450円。
これくらいならそこそこ良い感じ。新刊なら。
Kindleが日本展開するのなら、これらも買えるようになるのだろうか。
他の本をGALAPAGOSで買うかどうか、ちょっと迷う。
Kindleの方は、Kindle Storeで買えばKindle端末でもAndroid端末(「Kindle for Android」アプリを利用)でも同じ本を読むことが出来るはず。
問題は使い勝手や将来性など。
「GALAPAGOS Store」と「Kindle Store」というショップの品揃え。
「GALAPAGOS App」と「Kindle for Android」というショップ&リーダーアプリ。
Android端末の液晶で読むか、Kindle端末の電子ペーパーで読むか。
◆将来性
これは間違いなくKindleだろう。
GALAPAGOSの方は先日専用端末の販売を終了したということで、若干不安がある。
とはいえ「GALAPAGOS Store」の取り扱い書籍は結構な勢いで増えている印象もある。
◆ショップやリーダーの使い勝手
恐らくGALAPAGOS優位。
ページめくりやリフローが非常に快適だ。ショップも使いやすくなっている。
Kindleアプリの方は動画を見た限りでは、文字サイズ調整が設定から一手間必要。
AmazonのWebページから買えるようになるならショップは優位だが。
そういえば以前GALAPAGOSでは電子書籍の再ダウンロード期間が1年間なんてふざけた事が書いてあったが、どうもこの期限はなくなったようだ。
→コミック系はやっぱり期限付きばかり……。
◆画面の見やすさ
Kindleの方は電子ペーパーという選択肢がある。
ただ、電子ペーパーは外が暗いと読めない欠点もある。
会社帰りにバスの中で本を読むことの多い私としては、これからの季節は液晶端末の方が使い勝手が良い。
とはいえKindleの本はGALAPAGOSと同じでAndroidアプリがあるので、どちらでも見られるという利点がある。
コミック系については、解像度やページめくり速度の点から、液晶端末でないとまず快適には読めない。
◆電子書籍の価格
Kindleに期待したところだが、日本では安売りは出版社側の抵抗が大きいという話なので、結局「GALAPAGOS Store」などで販売されているのと同じ価格になりそう。
GALAPAGOSはたまに無料/半額キャンペーンをやっている。勿論ごく一部の本だけだが。
なかなか難しいところである。
どちらのサービスをメインに購入していくか。とりあえずはKindleサービス開始待ちか。
Kindleに一番期待していたのは価格破壊なのだが、微妙な案配。
総合的な使い勝手はやはり日本のサービスであるGALAPAGOSの方が優位になるのではないかと思っている。
SonyのReaderは早晩ぐだぐだになるのではなかろうか。
複数のショップに対応というのはあまり利点だとは思えない。
Kindleと比べて専用端末も高い。Androidアプリはまだ日本では限定提供?
そういえばPanasonicも電子書籍専用端末を出している(対応ショップは楽天のRabooだけ?)ようだが、34,800円という高価格を見る限り、失敗の先行きしか見えない。
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