2010年4月30日金曜日

HYBRID W-ZERO3の購入後3ヶ月の感想/アドエスとの比較

#2010/05/15 GPSに関して追記

ようやく。

HYBRID W-ZERO3を購入後3ヶ月使用した感想と評価を書いた。
アドエスとの比較も載せてみた。

ちょっとブログの方では幅が狭くてレイアウトが微妙なのでまとめサイトの方を推奨。

HYBRID W-ZERO3情報まとめ|購入後3ヶ月/アドエス比較
https://sites.google.com/site/hyzero3/impression/3months


項目評価感想アドエスとの比較
デザイン すっきりまとまっていてほぼ文句はない。
スライドテンキースタイルは大好きである。
3ヶ月使用しても塗装の剥げはなし。
角に僅かな傷は付いているのだが、全く目立たない。
アドエスの無骨な形も嫌いではなかったのだが、剥げやすい塗装、横縞の凹凸デザインは微妙だった。
これが良くなったのが非常に好印象。
画面 3.5インチというサイズは使いやすくて良い。
もう一回り大きくても良かったかも。
発色は問題なし。
画面の段差がなくなったため、ソフトキーメニューをそのままタッチで使うことが多くなった。
高反射タイプの保護シートを使っているが、最近低反射タイプが欲しくなってきた。高反射は外で使用する場合に少々見難い。
アドエスの3インチと比べるとHyZERO3はやはり大きい。
アドエスの画面の段差は今見ると非常に使い難い。
アドエスは途中から保護シートなしで使っていた。
キー スライドせずに前面のみで使えるキーは、方向キーとActionキーを除き8キー。
最初は少ないと思っていたが、側面キーが便利に使えている。
前面にBackspaceキーは欲しかった。結局Backspaceは通話キーに割り当てたが。
通話キーが微かに浮いていて、押下時に少しだけ違和感がある。これは個体差だろう。
方向キー上下は押し込まなくても反応するが、慣れる。これも個体差か。
また、方向キー周りの4キーは二度押しの反応が少し悪い。長押しも認識までの時間が長い。
テンキーは普通に押しやすい。
キーボードがないのは別に問題なし。
リセットキーが裏蓋を開けないと押せないのはちょっとマイナス。
キーについてはアドエスの方が勝っている。
スライドせずに触れるキーが多くて便利だった。
スライドキーボードは滅多に使わなかった。
操作感 基本左手持ち。
キーがかなり下に寄っているので、買う前は持った時のバランスが悪そうに思えたが、今では全く問題なく使えている。
中指がカメラキーの位置に来るように持つため、カメラキーにタスク切替を割り当てている。
縦に長い筐体ではあったが、持った時の安定性はHyZERO3より高かった。
どちらが使いやすかったかというと、やはりアドエスに軍配が上がる。
キーロック スライドキーロックがなくなったのが残念だが、工夫することで同程度の使い勝手に出来たので問題なし。 スライドキーロックは使いやすかった。
Xcrawl 問題なくスクロール出来る。
しかし基本的に方向キーとしてしか使わない。
アドエスでは誤動作が多めでXcrawlExが必須だった。
性能 そこそこ。
もっと性能良かったらなぁ、というのは当然ある。
アドエスよりソフト起動などが若干速い程度。
ファイラで多数のファイルがあるフォルダへのアクセスがアドエスに比べて圧倒的に速くなった。
動画再生の性能は恐らくアドエスより低い。元々動画は全然見ないが。
バッテリー 多くはない。
自分の平日の使い方では充電なしで3日ギリギリ持つかどうかなので、持たないとまでは思わないが、大容量バッテリーは欲しい。
やはりアドエスのバッテリーの持ちの方が良かった。
OS WindowsMobile6.5。
6に比べて良くなったところもあれば悪くなったところもある。
ソフトキーメニューは使いやすくなった印象。
ファイラでドラッグによる複数選択が出来なくなった(スクロールバーが出ている時)のが残念。
WindowsMobile6。
カスタマイズ次第でかなり使いやすく出来た。
縦横回転 ある程度はキビキビしているが、ソフトを複数起動しているとやはり遅い。 アドエスの回転はかなり鈍かったので、HyZERO3の方がまし。
文字入力 テンキー入力は問題なし。
日本語はctrlswapmini lite使用でニコタッチ入力使用。
英数は通常のケータイShoinがオートカーソル移動使用で入力しやすい。
予測変換はOFFにしている。
また、ソフトウェアキーボードも使っていない。
#ソフトウェアキーボード自体を非表示にしている
アドエスでも同じくニコタッチ入力を使用していた。
ただ、英字入力ではたまにソフトウェアキーボードを使用していた。
スタイラスでちまちま入力。
スライドさせてキーボードを出すよりは速かったので。
なのでアドエスの時よりは入力しやすく出来ている気がする。
通信 ほぼ3Gのみ使用。
山の中でも問題なく使えて快適。
PHSは感度が悪いため、山の中などですぐ圏外になる。
#通勤で田んぼや山の中を通る
アドエス使用時は山の中などで繋がりにくい時があり、不満だった。
高速化サービスを適用してそこそこ使える程度。
GPS QuickGPSを先にやっておかないとなかなか繋がらない。
QuickGPS自体は10秒程度でGPS補足出来るが、少し面倒。
一度繋がってしまえば常時10個程度衛星を補足するため、移動に対する追尾の精度は良い。
アドエスはGPS非搭載。
PHS位置情報ではさすがに殆ど使い物にならなかった。
Bluetooth 未使用。 アドエスは非搭載。
充電 充電スタンドなしは残念。
毎回蓋を開けてUSBケーブルを挿さないといけない。
なのでたまに充電を忘れることがある。
アドエスの置くだけ充電が懐かしい。
ソフト WindowsMobile6.5で使えなくなるソフトがある程度あるかと思っていたが、実際にはほとんど使えた。 色々試行錯誤してカスタマイズしていたなぁ、という記憶。
アドエスの環境をHyZERO3にほぼ再現した。
電話 普通に使える。 普通に使えていた記憶。
メール Outlook。
受信メールをフォルダ移動しないと同期で30日以前のものが消えてしまうという問題はあるものの、多くのメールをやりとりしない自分にとっては普通に使える。
W-ZERO3メール。
あまり使いやすいとは思っていなかった。
カメラ 5Mとなったため画質はそこそこ良い。
手ぶれ補正が有り難い。
しかし撮影して保存されるまでの時間が非常に長いのがマイナス。
アドエスのカメラはあまり使い物にならないレベルだった。
料金 3G使用のため、1,450円+5,250円=6,700円。+通話料。
本体代金は一括で支払っているため、ここから-1,430円。
3Gの快適さがあるため、少々高くても問題なし。
アドエスでは途中で契約し直して、月500円程度だった。
#通信カードNS001UのW-VALUE SELECT割引+一括支払
#W-SIM差替
#高速化サービス付加
WILLCOM UI 不可 メニューランチャなどはましだったが、個人的には使い物にならないので使っていない。 なし。
そういえばアドエスでも後から公式のランチャは追加されたか。
総評

総じて使いやすい。勿論カスタマイズしてこその端末だが。
発売前の不評も何のその、デザインだけで買う気は満々だったのだが、買った当初から3ヶ月経った今まで満足に使えている。
通信が3Gで行える点や、ずっと欲しかったGPSが搭載されたのは大きい。

キー部分に僅かな不満もあるが、工夫で十分補えているため問題ない。
元々アドエスは物凄く気に入っていた。
非常に使いやすく、不満といえばデザインと通信速度くらいだった。
あとはGPS非搭載な点か。
これがHyZERO3では解消されたため、かなり嬉しい。
しかし操作性ではアドエスに一歩及ばない部分もある。
具体的には、スライドしないとテンキーにアクセス出来ない点や、前面キーの反応など。
しかしこれは工夫次第で許容出来る範囲である。

アドエスを置き換えるには十分な端末。

※GPSについて補足
GPSはQuickGPSを使わなくても問題なく数秒で使えるのが普通のようなので、
恐らく自分の端末の設定がどこかおかしくなっているのだろう。
ずっとフォーマットを先延ばしにしているからなぁ……。

こんなところで。

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