2012年1月26日木曜日

東芝、電子書籍専用端末「BookPlace DB50」発表

東芝、シンプルな7型カラー電子書籍リーダー「BookPlace DB50」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20120126_506980.html

東芝、電子書籍リーダー「BookPlace DB50」発表会
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20120126_507531.html
……えーと。
日本で電子書籍専用端末が売れないことはもう分かっているのに、なぜ出すのかね。
SHARPが専用端末から早々に撤退し汎用端末に専念、ソニーのReaderは好調な話題皆無、PanasonicのUT-PB1に至っては誰も知らないような状況だというのに。

本体価格を安くしたとかならまだ分かるが、実売22,000円で高い。
5,000円分のポイントが付くというが、それなら本体を15,000円にでもした方がよっぽど良い。
発売当初の専用端末GALAPAGOSよりはずっと安いが、2万円台ではまだインパクトは薄い。
損して得取れという意識は日本の企業にはきついのか。
Kindleが日本に来たらあっという間に潰されそう。

販売ストアBookPlaceのコンテンツ数は2011年12月時点で約43,000冊で、2012年3月末までに10万冊に拡大予定とのこと。
年末時点の蔵書数としてはGALAPAGOSやReaderに引けをとらないが……数ヶ月でどうしてそれだけ増えるのか。まさか某所のように雑誌の切り売り記事で数を稼ぐのではなかろうかと勘ぐってしまう。
或いは大きな出版社の参入で他のストアも同じように増えるのかもしれないけども。

あと、音声読み上げという特徴はあるが……うーん。


そもそも、東芝のBookPlaceという名前を初めて聞いたような。
売れない電子書籍に大企業が群がる様は、3Dテレビの状況に少し似ている。
3Dテレビよりは未来があると思うが、さてどこが生き残るのか。

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