2013年8月25日日曜日

CUBE U39GTのフォントを「IPAモナーP明朝」に差し替えた

#2013/08/30 CWMについて追記

【関連記事】
9インチ1920x1280な中華タブ「CUBE U39GT」を買ってみた 重さ469g、厚さ8.9mm アスペクト比3:2
CUBE U39GTにroot化済みカスタムファームウェアを焼いてみた [V1.04ベース]

U39GTのフォントを差し替えた。root必須。
別にモトヤLマルベリでも問題はないのだが……なんとなく。

最初は「/system/fonts/」にフォントを入れて「fallback_fonts.xml」の書き換えでやったのだが英数字が変わらなかった。
なので結局以前GALAXY NoteのカスタムROMでやったのと同じようにフォント自体の差し替えで対処。

ROM Toolbox ProのFont Installerを利用。

IPAモナーフォントはここからダウンロード。IPAex明朝は文字がかすれてしまうのでやめた。
IPAモナーP明朝の「ipamp-mona.ttf」をmicroSDカードにでも置いておく。

フォントの差替対象は以下6個。設定の「Select Fonts」から指定。
・DroidNaskh-Regular-SystemUI.ttf
・DroidNaskh-Reglar.ttf
・MTLmr3m.ttf
・Roboto-Regular.ttf
・DroidSans-Bold.ttf
・DroidSans.ttf
#「DroidSansFallback.ttf」は一部の記号が表示出来なくなるので今回は除外
#「Roboto-Bold.ttf」は今回もやめておいた

Font Installerで「ipamp-mona.ttf」を選んでインストール。差し替え後、自動で再起動される。


結果、ほぼフォントは差し替え成功。ごく一部でゴシックな英数字が残るが気にしない。
(CWMがないのでこれ以上色々試すとブートループや文鎮化が怖い)
→CWMはこれのRK3188用を入れられるのかなーと考え中


電子書籍GALAPAGOSでの小説の表示も問題なし。
但し明朝で文字の線が細くなり読みにくいので設定から太字にした。

しかしまぁ9インチタブレットで小説を読むかというと……どうだろう。
一応上記スクショのように二段組みには出来るけども。横画面の見開き型も。


関係ないけどもついでになんだかブートアニメーションが鬱陶しかったので「/system/media/bootanimation.zip」を削除した。

U39GTでやることがそろそろなくなってきた気がする。普通に安定しそう。
残バッテリー表記が不安定なのが少し気になるくらい。バッテリーはNOOK HD+よりは多分持たない。
バッテリー持ちの計測(動画再生)はいずれやりたいと思っているが、未定。



2013年8月24日土曜日

CUBE U39GTにroot化済みカスタムファームウェアを焼いてみた [V1.04ベース]

#2013/08/25 フォントを差し替えたので記事リンク追記

関連記事:9インチ1920x1280な中華タブ「CUBE U39GT」を買ってみた 重さ469g、厚さ8.9mm アスペクト比3:2


Cube U39GT Android 4.2.2 custom root firmware version 1.04 test version (2013/07/23) - Cube U39GT | ARCTABLET NEWS
http://www.arctablet.com/blog/forum/cube-u39gt/cube-u39gt-android-4-2-2-custom-root-firmware-version-1-04-test-version-20130723/

赤札天国からの購入時の状態ではrootが上手く動かなかったのでカスタムファームウェアを焼いてみた。
(カスタムファームウェアとカスタムROMの呼び方の違いはよく分かってない)

内容は以下。

・root with latest SuperSU version 1.51 (free version)
・removed most Chinese and unnecessary applications
・Google Play Store fixes so more application are visible/compatible
・updated busybox v1.21.0.git (2012-11-29)
・Unix like init.d boot scripts support, more details on init.d scripts here
・changed permissions on external sdcard to allow write access
・increased space for application (/data partition) to 4 GB

kasty-cube_u39gt-422-104_20130723-rooted4.zip」と「Rockchip_Batch_Tool_v1.7.zip」をリンク先からダウンロード(ユーザー登録必須)。
両方解凍。前者は解凍すると「update.img」となる。

Rockchip Batch Toolの使い方は以下を参考にした。

RK3066/RK3188 CPU系タブレット RKBatchTool.exe によるファームウェアの更新 | アンドロイド少女隊 MOMO9
http://androidgirlstablet.com/blog-entry-730.html

◆adbドライバインストール
とりあえずU39GTをPC側で認識出来るようドライバをインストール。
#以下全部の手順が必要かどうかは不明。とりあえず一通りやった。
NOOK HD+の時にやったのと同じようにする。Android SDKやJDKは使えるようにしておく。

「C:¥android-sdk-windows¥extras¥google¥usb_driver¥android_winusb.inf」で[Google.NTamd64]内に以下3行を追記(64bit PCの場合)。


;CUBE U39GT
%SingleAdbInterface%        = USB_Install, USB\VID_2207&PID_0010&MI_01
%CompositeAdbInterface%     = USB_Install, USB\VID_2207&PID_0010&REV_0222&MI_01


「C:¥Users¥[ユーザー名]¥.android¥adb_usb.ini」に「0x2207」を記述。

microUSBケーブルでU39GTとPCを繋ぎ、デバイス マネージャーから「android_winusb.inf」を指定してドライバインストール。
MTPモードにした時のドライバインストールも必要? この辺は適当。

◆カスタムファームウェア適用
端末の電源ON、USBデバッグONの状態で「Rockchip Batch Tool」の「RKBatchTool.exe」を起動。
FW Pathに「update.img」を指定。
上手く端末が認識されれば「1」に色が付くので「Switch」ボタンを押下。
※最初USB3.0ポートでは認識せず、USB2.0ポートに挿し直したら認識した
U39GTが自動的に再起動されて(画面は真っ黒なまま)ファームウェアが更新出来る状態となる。


「Upgrade」ボタンを押して暫く待ち、「Upgrade Done Success<1> Fail<0>」と表示されれば完了。
root化済みで中華アプリのない綺麗な環境が手に入った。


日本語ロケール有り。中華フォントではなく日本語フォント(モトヤLマルベリ)なので普通に使える。

更に邪魔なシステムアプリ等をTitanium Backupからバッチ削除。
#IMEやホームアプリは別のを入れている前提


Androidキーボード
Black Hole
com.android.smspush
com.android.wallpaper.holospiral
Explorer
Google Playサウンド検索
Google検索
HTMLビューア
Movie Studio
Pico TTS
User Dictionary
Weather
サウンドビジュアル壁紙
トーク
バブル
フェイスアンロック
フェーズビーム
フォトスクリーンセーバー
マジックスモーク壁紙
メッセージ
ランチャー
検索アプリプロバイダ


後はNOOK HD+からTitanium BackupでとったアプリバックアップをmicroSD経由でリストアして環境移行完了。
フォントも替えたいと思っている。

差し替えた → CUBE U39GTのフォントを「IPAモナーP明朝」に差し替えた


なんか検索してたらビルドV1.05でマルチウィンドウ対応なファームウェアがあるようだが、どうなのかね。別に今不自由していないので今のところ手を出す気はない。
#そもそも公式ページを見ると現在V1.04までしか公開されてないようだが……1.05て何だ

U39GT_V1.05_20130816多窗口测试版.rar_免费高速下载|百度云 网盘-分享无限制
http://pan.baidu.com/share/link?uk=288410357&shareid=2730813201



2013年8月21日水曜日

Barnes & Noble、カラー液晶版NOOKタブレットからの撤退を撤回

前回記事:Barnes & Noble、NOOK HDのNOOK HD+の製造を終了 大幅割引は継続

Barnes & Noble、「NOOK」タブレット事業からの撤退を撤回 - CNET Japan
http://japan.cnet.com/news/business/35036197/

なんじゃそりゃ……。
CEOが替わって、撤退とされていたカラー液晶版NOOKタブレットの開発が継続に決まったようだ。
NOOK HD/NOOK HD+の後継機は出るのだろうか。
アスペクト比3:2の高解像度路線を続けてくれるなら歓迎する。


まだ専用端末も頑張るということなら、電子書籍アプリの出来が良いのでどこかと組んで日本進出もして欲しいものだ。

とはいえ、AndroidタブレットとしてはもうNOOK HD+の上位版ぽい中華タブ「CUBE U39GT」が出たのでもう別に出さなくても良いよ、という気分ではある。
U39GTで電子書籍GALAPAGOSアプリも問題なく動くし。

【参考記事】
9インチ1920x1280な中華タブ「CUBE U39GT」を買ってみた 重さ469g、厚さ8.9mm アスペクト比3:2
9インチ中華タブ「CUBE U39GT」の性能・ベンチマーク [Antutu / Quadrant / Vellamo]



2013年8月20日火曜日

9インチ中華タブ「CUBE U39GT」の性能・ベンチマーク [Antutu / Quadrant / Vellamo]

前回記事:9インチ1920x1280な中華タブ「CUBE U39GT」を買ってみた 重さ469g、厚さ8.9mm アスペクト比3:2

9インチAndroidタブレットU39GTのベンチマークをしてみた。
比較用:NOOK HD+の性能・ベンチマーク

スペックは以下。

スペック
製品名CUBE U39GTNOOK HD+
OSAndroid 4.2.2Android 4.0.4
ディスプレイ9インチ 1920x1280 IPS液晶
256ppi
9インチ 1920x1280 IPS液晶
256ppi
重量480g (実測469g)515g (実測514g)
CPURockchip RK3188 Cortex-A9
QuadCore 1.8GHz
TI OMAP 4470 Cortex-A9
Dual-core 1.5GHz
GPUMali-400MP4 533MHzPowerVR SGX544 384MHz
メモリ(RAM)2GB1GB
カメラ前面:200万画素
背面:500万画素
なし
電池容量5,200 mAh6,000 mAh
サイズ233 × 153 × 8.9 mm240.3 × 162.8 × 11.4 mm
ストレージ16GB16 / 32GB
外部メモリmicroSD/SDHC (最大32GBまで)microSD/SDHC (最大32GBまで)

AnTuTu 安兎兎ベンチマーク [v3.4]
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.antutu.ABenchMark

スコア:15772


性能情報。


Quadrant Standard Edition [v2.1.1]
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.aurorasoftworks.quadrant.ui.standard

スコア:5302


性能情報。センサーが意外と多い……。


Vellamo Mobile Benchmark [v2.0.2]
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.quicinc.vellamo

HTML5スコア:1732
METALスコア:528


HTML5test
http://html5test.com/

スコア:316



NOOK HD+と比べて遙かに良い結果。まぁ普通にスペックが一回り上だしね……。
以下スコア比較表。NOOK HD+と違ってGoogleEarthがまともに動くので性能は十分。

製品名CUBE U39GTNOOK HD+
AnTuTu157729489
Quadrant53023178
VellamoHTML5:1732
METAL:528
HTML5:エラー
METAL:503
HTML5test316277



2013年8月19日月曜日

9インチ1920x1280な中華タブ「CUBE U39GT」を買ってみた 重さ469g、厚さ8.9mm アスペクト比3:2

#2013/08/24 root化済みCFWを焼いたのでリンク追記
#2013/08/19 NOOK HD+との輝度比較コメントを追記

U39GT四核 - 酷比魔方(CUBE)品牌网站
http://www.51cube.com/ch/ProductSizeShow.asp?ID=242

CUBE U39GT四核|赤札天国
http://akafudatengoku.com/products/detail.php?product_id=5432


前回の記事に少し書いたが、9インチで解像度が1920x1280な中華タブ「CUBE U39GT」を赤札天国で買ってみた。2万円ほど。
3:2比率で解像度が珍しいので、恐らくNOOK HD+の液晶を流用したものだろう。
IPS液晶で視野角は広い。

NOOK HD+とのスペック比較。(NOOK HD+購入時のレビューはこちら

スペック
製品名CUBE U39GTNOOK HD+
OSAndroid 4.2.2Android 4.0.4
ディスプレイ9インチ 1920x1280 IPS液晶
256ppi
9インチ 1920x1280 IPS液晶
256ppi
重量480g (実測469g)515g (実測514g)
CPURockchip RK3188 Cortex-A9
QuadCore 1.8GHz
TI OMAP 4470 Cortex-A9
Dual-core 1.5GHz
GPUMali-400MP4 533MHzPowerVR SGX544 384MHz
メモリ(RAM)2GB1GB
カメラ前面:200万画素
背面:500万画素
なし
電池容量5,200 mAh6,000 mAh
サイズ233 × 153 × 8.9 mm240.3 × 162.8 × 11.4 mm
ストレージ16GB16 / 32GB
外部メモリmicroSD/SDHC (最大32GBまで)microSD/SDHC (最大32GBまで)
その他Wi-Fi 802.11 b/g/n
Bluetooth 4.0
Miracast
miniHDMI出力対応
GPS/3Gなし
振動機能なし
DCジャックによる充電
Wi-Fi 802.11 b/g/n
Bluetooth 4.0
物理ホームキー
GPS/3Gなし
振動機能なし
専用端子による充電
発売日2013/072012/11

スペックは普通にU39GTが上回っている(色付き文字箇所)。
具体的にはGoogleEarthが問題なくぐりぐり動く(NOOK HD+はカクカク)。
ベンチマークは別記事で。


箱は少し大きめ。本体はシンプル。
最初、ガラス部分に気泡が入ってると勘違いした(微かに滲んで見えるしこれが中華クオリティか、なんて思っていた)が、ぴっちりと2枚目の保護シートが貼られていただけだった。最初シートの存在を疑った時には剥がせるように見えなかったのだが……爪で強めに力を入れて剥がして解決。


裏面。つや消しシルバーで手触りはそれなり。変なメーカーロゴ……。


上面。
左から電源キー、ボリュームキー、microUSB、miniHDMI、DCジャック、イヤホンジャック、microSDスロット。
microUSBは充電には非対応。

ACアダプタ充電が嫌なので、とりあえずこれを注文してみた。巻き取りケーブルがあれば良いのに。
COMON USB→DC(外径2.35mm内径0.7mm)電源供給ケーブル DC-2307


底面。スピーカー。
左右の側面には何もなし。

以下スクリーンショット。


中華なアプリが少し入っている。GoogleEarthは後から入れたもの。



NOOK HD+との比較。
画面サイズ/比率は同じなのだが結構差がある。厚さ比較は写真に撮りにくいので割愛。



NOOK HD+の無駄な部分を省いてスペックアップした感じ。
45g軽く2.5mm薄いのは地味に大きい。デザインはNOOK HD+の方が好きなのだが。
思ったよりも出来が良いのでNOOK HD+から乗り換えても良いかな、と考え始めている(下記のroot問題が解決すれば)。

最高輝度でディスプレイを見比べると僅かにU39GTの方が輝度が低く見える。
バックライトの違いだろうか。最低輝度だとU39GTの方が明るい。


赤札天国で購入したため日本語化、日本語フォント、GooglePlayアプリは問題なし。
ただ、root化済みとなっているが動きがどうも怪しい。
SuperSUを起動するとSUバイナリのアップデートを促され失敗する。TitaniumBackup等のroot必須アプリも軒並み動かず。
Busybox Installerでは「Your device is rooted」とは出るが新しいバージョンをインストール出来ず。

なんだか良く分からないのでこっちのカスタムファームウェアでも焼いてみようかと考えている。

Cube U39GT Android 4.2.2 custom root firmware version 1.04 test version (2013/07/23) - Cube U39GT | ARCTABLET NEWS
http://www.arctablet.com/blog/forum/cube-u39gt/cube-u39gt-android-4-2-2-custom-root-firmware-version-1-04-test-version-20130723/

焼いてみた → CUBE U39GTにroot化済みカスタムファームウェアを焼いてみた [V1.04ベース]


中華タブというとどうしても安価で低スペックという印象があったのだが、9インチ級についてはKindle Fire HD 8.9"やNOOK HD+の高解像度液晶を流用している感じで、良いスペックの物が出てきているようだ。
初中華タブなので、実際にどこまで使えるかはこれから色々触ってみないと分からないが……。

購入検討時、PIPO M7proと少し迷った。3G&GPS対応版があるのだ。
最終的には長辺側ベゼルが広くてデザインが気に入らなかったのでやめた。
3:2比率の方が気に入っていたというのもやめた理由の一つ。
あと、最初410gとか390gとかスペックに書かれていたのだが470gに修正されてしまったのも……。

PIPO M7pro|赤札天国
http://akafudatengoku.com/products/detail.php?product_id=5434



2013年8月15日木曜日

AndroidカスタムROM「CyanogenMod」がNOOK HD&NOOK HD+をサポート [CM10.1][CM10.2][Android4.3]

#余談のCUBE U39GTについて記述修正(気泡は勘違いだった)

CyanogenMod Adds Support For 11 More Devices, Including The Nook HD And HD+, DROID RAZR M And HD, And Verizon Note 10.1
http://www.androidpolice.com/2013/08/03/cyanogenmod-adds-support-for-11-more-devices-including-the-nook-hd-and-hd-droid-razr-m-and-hd-and-verizon-note-10-1/

Barnes & Noble Nook HD (hummingbird)
http://download.cyanogenmod.com/?device=hummingbird

Barnes & Noble Nook HD+ (ovation)
http://download.cyanogenmod.com/?device=ovation


いつの間にかCyanogenMod(CM10.1/CM10.2)がNOOK HDとNOOK HD+を公式にサポートしていた。
今のところまだNIGHTLYビルドしかないようなので、安定版(STABLE)を待った方が良いかもしれない。

最近ばたばたしていてやる気が出ず、2台目のNOOK HD+に非公式なCM10.1を焼くことすら結局まだ出来ていなかったわけだが、ちょうど良かった?
(というかroot化している1台目で普通に満足しているので放置していた)

例によって焼き方は全然確認していないが、まぁxdaを見ればどこかに載っているだろう。
安定版が出たらいずれ焼きたい(当てにならない)。

Nook HD, HD+ Android Development - xda-developers
http://forum.xda-developers.com/forumdisplay.php?f=2038


余談。

NOOK HD+と同画面サイズ同解像度(9インチ1920x1280)な中華タブを買ってみた。
CUBE U39GT。詳細は後日改めて書く予定。
http://www.51cube.com/ch/ProductSizeShow.asp?ID=242


実測469gで厚さ8.9mmとか、GoogleEarthがぐりぐり動くとか、スペックは結構良い。
ガラスに気泡があるとか若干画面が滲んで見えるとか不満があったのだが、購入店舗に問い合わせてみたら、きっちりしっかり貼られた2枚目の保護シートが原因だった。
もちろん気泡という時点で最初に疑ったのだけども、剥がれるような物には見えなかった……。